「紙筒を覗くような感じで撮影したらどうなるだろう?」
発想はごく単純なものだった。実際に試してみたらなかなか面白い感じに撮れた。強制的に視野を狭め、筒越しに覗くようなイメージだったが、撮ってみたら筒というよりも円窓越しの風景のような和風のイメージになった。
筒の中には、こげ茶色の紙が張ってあるのだが、被写体の色を反映して、その中の色も変化する。また光線の違いによるグラデーションの変化も面白い。今は植物ばかりを撮っているが、風景を撮ったらどうなるか? 人物を撮ったら? 夜景はどう写るか? しばらく楽しめそうだ。
円窓シリーズはデジカメWatchでも紹介いたしました
「透過光」で撮ってみよう
見慣れたものが表情を変える、鮮やかなイメージ