写真を撮り始めたばかりの頃は近所を徘徊し、街の佇まいをモノクロフィルムで撮っていた。
でも気がつくとドライフラワーのように枯れた植物を撮ることが多くなっていた。
枯れた植物がその頃の自分の気持ちになぜか響いたということだろう。
最近は青々とした生花も撮るようになったけど、今でも枯れた植物になぜか心惹かれる。
今回は近所で摘んできた枯れた植物を室内で撮影した。
そして撮影後に反転させてネガにした。
ネガにすると明るい部分が暗くなり、暗い部分が明るくなる。
そして枯れ草色は補色のブルーになる。
枯れた植物に心がシンクロした後、青に反転させると少しだけ気持ちが上がる。