ワークショップレポート in 新潟
新潟の『デジタルフォトスタジオ・ブラウ』で万華鏡写真のワークショップをしてきました。小学生から年配の方まで、多くの方にご参加いただきました。
ワークショップではまず表面反射鏡を使い大きめの万華鏡を作ります。通常の鏡はガラスの向こう側に反射する金属が蒸着されていますが、表面反射鏡ではこちら側(表面)が反射するようになっています。反射率が高くてすごくクリアな像になります。一眼レフカメラのミラーではこの表面反射鏡が使われています。
三枚の表面反射鏡をテープで張り合わせるのがメインの工作です。そして三角に組んだ鏡はチップスターの空き箱の中にスポンジを使って固定し、針金で作った三脚で自立させて完成です。
ワークショップの後半は撮影編です。こちらで用意した具材(被写体)は花ですが、それぞれアクセサリーなどを持ってきてもらいました。そして100円ショップで買ったLEDで照らしながらデジカメやスマホのカメラを使って撮影です。
このワークショップのおもしろいところは正解がないことです。たまにこんなふうに撮るとおもしろいですよ、というようなアドバイスはしますが、基本的には各人が自分の感覚に従って様々な模様を生み出します。「こう撮りましょう」と導くのではなく、自由な発想で撮影してもらい、人に見せたくなるような写真を撮るというのが、このワークショップの目指すところです。
いつもその場の思いつきでいろいろ試してみる人が現れるんですが、今回は折り紙をカットしたり、鶴を折ったりという人がいました。これはさらに応用できて面白そう。たとえば色セロハンを使って折り紙を作り透過光で撮影してみてもいいかもしれないし、切り絵風のパターンなんかもおもしろいですね。
お呼びいただければレクチャーに伺いますし、独自にやってみたいという方は私が公開している情報を参考にお試しください!
万華鏡写真を撮る方法
万華鏡写真用表面反射鏡の販売