写真家のための英語勉強法

      2019/05/14


写真家のための英語勉強法

 

外国人と写真について話をするという目的で4年前から英語の勉強を始めました。まだ簡単な会話ができるようになったというレベルですが、これから始めようという人にとっては参考になる話もあると思うので、ここにまとめておきます。

 

まず始めた当初の実力はかなりひどかったです。なぜなら英会話をするような機会はほとんどなかったから。学校での英語の成績は最低レベル。クラス代表で追試を受けたりしていました。

 

英語の勉強を始めるにあたり核にしたのはオンライン英会話です。これはビデオ通話をしながら1対1でレッスンをするもの。自宅で好きな時間にできるというのが魅力です。現在利用しているのは「DMM英会話」。コースはいくつかありますが、スタンダードコースは毎日1レッスン(25分)で月に5,980円。1レッスンあたり193円なのですごく安いですね。

 

DMMは先生も生徒もいろんな国の人たちがいる。人数も多いので受講できないというようなことはない。

 

一番多いのがフィリピンの先生ですが、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナなどヨーロッパの先生やジャマイカやナイジェリアなど世界各国の先生がいます。フォトレビューでもいろんな国のレビュアーと会うので、慣れるという意味ではいいと思います。ただネイティブがいいという人にはプラスネイティブプランというのも用意されていて、こちらの方は毎日1レッスンの場合1レッスンあたり510円と高くなります。アメリカやイギリス、オーストラリアなどネイティブの他に日本人の先生も選ぶことが可能。

 

オンライン英会話を始めたころは基本的なレッスンをやっていたんですが、現在は自分で撮影した写真を見せながら説明をするということをやっています。通じなかったことを修正しながらやっているんですが、この方法はけっこういいと思います。自分に関係のない教材を使ってやるよりも身につくし実践的です。また先生をプロフィールを見て選ぶことができるんですが、趣味が写真であったり、アート系の学校に通っていた先生なんかもいるので、そういう先生であればさらに話も弾みます。

 

この方法を応用するとすれば、日本の食べ物についてある程度話す準備をして望み、さらに先生の国の食べ物について聞くとか、好きな映画について話す準備をして会話をするというのもいいと思います。たとえばジブリアニメなんかは世界中で見られているので話もしやすいです。話をする前に英語のタイトルなどを下調べしておくといいでしょう。

 

あとはYoutubeを利用しています。英会話のためのコンテンツはたくさんありますが、無料で利用できるのは魅力。さらにその先生が気に入ったら先生のサイトに飛んでレッスンを受けることもできます。Youtubeを自分のサイトに誘導するために使っているというわけですが、海外のコンテンツの場合、かなり安く利用できるものがあります。動画や音声、ライブレッスンなどがありますが、日本で本を買ったり学校に通ったりすることを考えれば、これもかなりリーズナブル。

 

たとえば私が気に入っているのは「Rachel’s English」。発音にかなり力を入れているサイトです。月々14ドル支払えばYoutubeでは公開していないコンテンツの利用が可能になります。特にネイティブの会話を細かく分析するBen Franklin エクササイズなどは勉強になります。

 

Rachel’s English

https://www.youtube.com/user/rachelsenglish/

 

Ben Franklin エクササイズ

https://www.youtube.com/playlist?list=PL27A5D7DE7D02373A

 

Rachel’s English Website

https://rachelsenglish.com/

 

Ben Franklin エクササイズでは、音が変化したり、くっついたり、脱落したりというようなことを細かく教えてくれる

 

参考になった本

アーティストが海外進出するために学ぶべき英語を教えてくれるのは「英語でアート! アートに関わる人におくる実践的英語読本」佐藤 実・宮本 由紀著(マール社)です。

 

内容は、「押さえておこう! アートの基本単語」「アーティスト用カバーレター & E-mailのフォーマット」「海外進出の様々な方法」といった感じでかなり専門性の高いものですが、アーティストや写真家が英語を学びたいという場合にはぴったりの内容です。宮本由紀さんはArt Allianceを主宰し、英会話の講座も開かれています。
http://www.artalliance.jp/

 

Art Allianceには「アーティスト&美大生のための英会話コース」などもある

 

最後に紹介したいのは横山カズさんの「英語“瞬発”スピーキング」(IBCパブリッシング)です。カズさんは国内で独学で勉強して同時通訳者になった方ですが、実際に使える英語を身に付け、使いこなしているということで、その言葉に説得力があります。特に英語で「思う力」や「感覚」を自分の中に「インストール」するという言葉が響きました。ただ脳ミソにコピペするだけでなく、実際に運用できるように自分の体の中に最適化することが重要なんだと。

 

残念ながら私の脳ミソは旧式でスピードは遅いしメモリも少ないけど、余計なものがインストールされていなかったということが幸い。時間がかかっても構わないから、これからじっくりと英語をインストールしたいです。

 

単なる参考書ではない、やる気が引き起こされる一冊

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